仕事を知る

business

玉巻工業所に
できること

WHAT YOU CAN DO

玉巻工業所にできること

当社は、建物にとって大切な骨組みを造るのが仕事です。
骨組みを造るには、一定の長さの鉄筋をつなげて組み立てていきますが、その工事を「鉄筋接手工事(てっきんつぎてこうじ)」と言います。鉄筋がしっかり接合されていないと、建物の寿命が短くなったり、一部倒壊といった事故につながったりする可能性もあり、とても重要で技術も必要とされる工事です。
接手には種類がありますが、玉巻工業所では「ガス圧接接手」「溶接接手」を実施しており、「手動鉄筋ガス圧接技量資格者」「CB工法溶接技術検定試験・資格証」の資格を持つ熟練の職人が在籍しています。
当社の手掛ける鉄筋接手工事は、高層ビルやマンション、商業施設などの建設時の工事がメインです。そのほか、高速道路などのインフラに関わる工事、有名アミューズメントパーク内の工事なども手掛けています。

鉄筋継手工事について

REBAR

ガス圧接継手

ガス圧接継手

鉄筋は工場で製造され、一定の長さで切断されて現場に搬入されるので、建設現場で鉄筋同士を接合しながら、建物の鉄骨を組み立てていきます。
「ガス圧接接手」は、鉄筋同士の接合(鉄筋接手)の工法の1つ。鉄筋の接合端面を突き合わせて、圧力を加えながら接合部を酸素・アセチレン炎で1200℃~1300℃に加熱します。
そして接合端面を溶かすことなく、赤熱状態で膨らみを作り接合します。突き合わせた両端面の原子が接合面をまたいで拡散し、金属結合して一体化することで接合されます。

溶接継手

溶接継手

「溶接継手」も鉄筋同士の接合(鉄筋接手)の工法の1つ。
溶融状態の材料に、機械的圧力を加えずに接合する方法(溶融溶接法)の総称です。
接合する鉄筋の端面に所定の間隔の隙間を設けて、溶融金属を介して一体化する特徴を持ちます。
溶接継手は鉄筋端面に隙間があるため、溶融金属が流失しないように裏当て材が必要です。この裏当て材には、銅製、セラミックス製、鋼製などが用いられています。

鉄筋継手工事のこれから

鉄筋継手工事のこれから

都市の発展に伴い、高層ビル・マンションなどの建築物の需要はまだまだ衰えません。
インフラの耐震化工事の需要も依然高く、鉄筋接手工事の技術が必要とされています。
また、昨今は建築工事・土木工事においても環境への配慮が重要です。鉄筋接手工事においても、できるだけ環境にやさしい工事ができるよう、新しい技術の採用、使用ガスの種類の検討などを実施し、対応していきたいと考えています。

  • 仕事を知る1
  • 仕事を知る2
  • 仕事を知る3
  • 仕事を知る4
  • 仕事を知る5
  • 仕事を知る6